ゆめつげ 畠中恵
- ゆめつげ (角川文庫)
- 角川グループパブリッシング
- 本
長編。
神社の長男で性格はぼ~~~~ッとしているのに
「夢占い」というかまさに「夢告げ」ができる神官の話。
時代が明治に切り替わる直前ぐらいだと思う。
この作家さん、史実を踏まえた話になるとどうも「キレ」が
非常に悪くなる。
面白い題材だったのに全く料理が中途半端の状態で
客の前に平然と「どうぞ」と出して金を取る店みたい。
別に長編でなくても短編で良かったのでは?と思うほど
話を引っ張る、引っ張る。退屈極まりなかった。
お約束の「半眼」は一回、最低でも「眉尻を下げた」のは三回。表現力無さ過ぎじゃね?段々、この人の小説飽きてきたなあ…これでも直木賞候補だったとは驚き!!そこそこ読書歴のある人には時間と金がもったいないと思われるので勧めない一冊。
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