Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

MY FASHION BOOK 日比理子

MY FASHION BOOK~色合わせと着こなしでいつもの服がおしゃれに見える! (FASHION STYLING BOOK)
MY FASHION BOOK~色合わせと着こなしでいつもの服がおしゃれに見える! (FASHION STYLING BOOK)
大和書房

この方も前回感想に書いた「神服10」みたいなものを挙げてらっしゃいます。
まあ、結局は「今流行っている」服を着回したら誰が着てもある程度は
オシャレには見えるということでしょう。
(『一枚で様になるトップス』の中にやっぱり「ボーダーT」があった。笑)
コーディネートもいたって普通。
けれどこの人の特徴と言うか、他の本との差別化と思われる1つに
「色の使い方」が上手いと思った。


例えば
ホワイト、ブラック、グレー、ベージュ、ブラウン、ネイビー
ここまではベーシックカラーとしてほぼ浸透していると思うが、
これに更に
ライトブルーとカーキ(オリーブと言った方がいい)を加味。
これによってかなり地味モードから脱出!
ベーシックカラーだけだとホント「地味!!!!」の一言。
30代ぐらいでまだ顔に艶とかがある人はいいけど、
「くすみ」が出てくる世代だとキツイと思う。涙


それと『洗練配色!「アズーロ・エ・マローネとは?』
と言う項目も色の使い方が上手いな!と。

イタリアの伊達男が好む定番配色。

アズーロ=空色、マローネ=栗色つまり「青」と「茶」

意識的に取り入れて品よく洗練された印象に!


とお奨めされていますが、ほんと、上品に仕上がっています。
原色が好き!って言う人にはかなり物足りない感じですが。笑
ただ、一つ間違えるとやっぱり「地味」「くすんだ感じ」は
免れないので「ぱきっとした感じ」が好きな人には
酷評間違いなし!!!!って感じです。
この色味、色合わせが好きって言う人にはたまらないし、嫌な人には嫌だろうし。
やっぱりそう言ったところに「好み」「個性」が服装に現れるのでしょうね。
私が「ボーダーは絶対に着ない!」みたいに。笑←しつこい