Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

悪魔交渉人 栗原ちひろ

悪魔交渉人(1) ファウスト機関 (富士見L文庫)
悪魔交渉人(1) ファウスト機関 (富士見L文庫)
著者:栗原 ちひろ
出版社:KADOKAWA/富士見書房
カテゴリー:本

「ハイファンタジー」と言う分野があるそうです。主にそんなジャンルで書かれているそうな。(あとがきより)
ふた昔なら「伝奇ミステリー」とか「歴史的ファンタジー」とか言いそうな感じ?


まあ、今時の分野ですね、読みなれていない人間にはちょっとしんどいです。
そもそも設定自体がこの手にはお約束なのかもしれませんが「中性的」。
鷹栖晶(たかすあきら)
音井遊江(おといゆえ)
森木井優(もりきゆう)
この名前だけで性別わかります?
上二人が♂、一番下が♀…
名前だけでもややこしいのに音井は女言葉、森井は男言葉でしゃべる…
他にも体はマッチョなのにお姉言葉…

もう許してよ…と言うかこういった設定だからこそ「萌える」人もいるのかもしれないけど、そこにポイントが無い人間からすると「誰がこの言葉を喋ったのかイマイチわかりにくい」文体に困る。
いっぱい、いっぱい修飾語、説明文が付加されて一冊の本が出来上がっているけど、飾りを取ってしまって残る骨はイマイチ。
今一つ残念感が残る。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村