女子校育ちはなおらない
- 女子校育ちはなおらない (コミックエッセイ)
- KADOKAWA / メディアファクトリー
- 2015-01-29
- Kindle本
松苗あけみ、辛酸なめ子、まずりん、蟹めんま、水谷さるころ、
カザマアヤミ、田房永子、大石蘭、と言う全員「女子校出身」と言う
八名のマンガ家によるコミックエッセイ。
この中で蟹メンマさんによるクラスのグループ分け図を引用。p18
リーダーグループ…発言力があり良くも悪くもクラスを仕切っている。
コミュニケーション力はピカイチで見た目もよく、運動もできる。
ここに嫌われたり目を付けられると最下層グループ送りになるので
要注意!
チョイ派手グループ…見た目が良く垢抜けたグループ。
女子校ゆえ男受けを狙ったかわいさではなく、
女性目線のおしゃれを追及している。
部活で活躍グループ…流行に乗り遅れても勉強が出来なくても
クラス全員から一目置かれる存在。
宝塚の男役のようなモテ方をする。
普通グループ…程よく流行を押さえ、程よく勉強してどのグループにも
程よく顔がきく。先生からも程よく愛され、ある意味最強。
勉強を頑張るグループ…見た目は地味でパッとしないがテスト期間になると周囲からもノート写しなどで頼りにされ、輝きを増す。
オタクグループ…見た目、運動能力が壊滅的だが、趣味が合う
メンツが集まっているため団結力が強く、楽しそう。
最下層グループ…見た目、運動能力、学力すべてが壊滅的。
趣味もマニアック。
リーダーグループに嫌われたがため、ここに落ちる場合もある。
コミュニケーション能力も乏しく、一人で過ごす人が多い。
不良でもないのになぜか先生からも嫌われる。
とまあ、全ての学校がこのようなグループ分けではないと思う
(実際、母校は違う)
けれど、大まかに言えばこんな感じ。
で、今回掲載されている8名が多分下層に近いグループだったんだろうなあて
と言う気がする。
オタク色が強すぎた結果、漫画家にならざるを得ない!って感じが濃厚。
女子校は「モテ」を気にしなくていい分、
逆に「話しても面白くない人」が下層に近い感じだったなあ…
(「うけてナンボ」の精神が社会人になっても漏れ出てしまう…)
でもまあ、自分の好きな事を伸び伸びできたからやっぱりあの環境は
素晴らしかったと社会に出て共学女子の女子力を目にしなければ
心の底から思えるんだけどね。
社会に出て「男性との接し方」ほどこの本に書かれている通り難しいものは
無かったから。
それが「どこから見ても男にしか見えない」男性と結婚するとは、
ホント人生ってわからないもんですねえ…しみじみ…
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