ハピネス 桐野夏生
- ハピネス (光文社文庫)
- 光文社
- 2016-02-09
- 本
「カースト」や「女子校卒」関係本にこの本の題名が
良く出てきたので借りてみた。
と、読み始めて「あれ…読んだ記憶が…」と。
調べてみるとムラゴンに正式に移動してくる前に
読んでました。
掲載媒体が「VERY」と言うことを踏まえても
ただただ今回パラ見しただけでもどうしてこうも
「見栄張り」ばっかりが出てくるんだろう。
もっと自分に適した場所があるだろうに…と
憐みの目を向けてしまうというかそこにしがみついている
惨めな女の姿があって読後感が悪すぎる。
「痛々しい」と言うか、
「他人の価値観に振り回されて自分を見失っている」とでも
いいましょうか…
表面的な「幸せ」を追い求める「幸せの青い鳥」な女の話。
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