なぜこの人と話をすると楽になるのか 吉田尚記
- なぜ、この人と話をすると楽になるのか
- 太田出版
- 2015-01-31
- Kindle本
ニコニコ生放送で話した内容を構成したので、
基本「話し言葉」で書かれているのでその点は
非常に読みにくい。
また、題名もどちらかと言えば
「コミュ症なのになぜかアナウンサーになってしまい、
それをいかに克服したか。
また、その経験を元にした克服マニュアル」
と言ってもいい。
読んでいて自分も「コミュ症なのか?」と
思ったのが「エレベーターの話」(p22~)
あの箱の中にいる時の「沈黙」の辛さよ…
私もさりげなく「何階ですか?」なんて普通の人を
装っていますが実は内心
「早く目的階に着いてくれよおおおおおお」と
絶賛絶叫中!
よって、よほどのことが無い限り「階段使用派」。
それが例え10階であってもあの「沈黙」を体験するより
マシ!!って感じ。(筋トレ!と思えば耐えられる!)
さて本題。
吉田さんはいかに克服したか?p45
①自己顕示欲が無くなったこと
②コミュニケーションは「ゲーム」なんだと気が付いたこと
③コミュニケーションの盤面解説ができるようになったこと
の3つのステップがあったとのこと。
そして年始の私の出来事(やっちまった事件と命名)はこれかな?とp37
コミュニケーションは敵と味方を峻別する
平たく言ってしまえば、コミュニケーションには
敵と味方を峻別する機能があるんですね。
コミュニケーションを取ることができる人は味方、
コミュニケーションをとることができない人は敵。
それが基本。
もっと踏み込んで言うと、敵は殺してもいい。
でも、味方は殺しちゃいけない。
太字にしたところが妙に笑えてしまって、
調べたら吉田さん「いて座」だった。笑
ああ、この発想「同類」だわ。
これはさらに展開が続いて
実は人類史上、一度も「人を殺してはいけない」という
ルールが存在したことはないんです。
でも「味方を殺してはいけない」っていうルールはずっとある。
つまり「敵は殺してもいい」と言うのが、
今現在にいたるまでの人類の基本ルールなんです。
それを考えると、コミュニケーションをとれる相手は
味方だから、殺しちゃいけない。
いろんな人たちとコミュニケーションがとれていれば
だれも殺さずにすむし、誰にも殺されずにすむんです。
コミュニケーション能力は技術を磨いていくと
命を助けるんですね。(原文ママ)
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