カラマーゾフの兄弟 ジュニア版
チロルさんにお薦めされた「カラマーゾフの兄弟」。
図書館には今、人気があるのか蔵書が残っていなくて
かろうじてこれが書庫扱いであったぐらい。
しかもこの本、わが図書館には「昭和60年」に購入された
判子付き!笑
当然後ろに紙の貸出カードが張り付けられている割に、
日付が一つも記入されていないという。笑
さてさて、ジュニア版と言うこともあり原作の3冊を
むりやり一冊にまとめたせいか、一言で言って「ダイジェスト」の極み。
あらすじ、と言っても差支えが無く正直前後左右のつながりが「???」
と言う感じで非常に読みにくかった。
ある意味、小学生がこれを読んで「面白い」とは思わないだろう。
ウイキに書かれている説明とほとんど変わらなかった。
ストーリーの展開は面白いと思う反面、
このジュニア版では細かい説明が省かれているので
イマイチ踏み込めなかったな、と言う印象。
しかし、ぶっちゃけ今の自分の年齢で
あの3冊の原作を読み通す元気がないなあ…
だって、本を読むより人様のブログを読むほうが
面白い、と言うことに気が付いてしまったから。
若い時に読み通しておけばもう少し深い考え方が
出来る人間になれていたのかもしれない。
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