Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ピーナッツバター殺人事件 コリン・ホルト・ソーヤー

ピーナッツバター殺人事件 (創元推理文庫)
ピーナッツバター殺人事件 (創元推理文庫)
著者:コリン・ホルト・ソーヤー
出版社:東京創元社
カテゴリー:本

シリーズ第四弾。
一弾が普通に本棚にあるというのに、なぜかこの本だけ「書庫」扱いと言う…
書庫に入る基準って何?
さて、本書。ある意味「大冒険」と言う名の「脱線」が無い分、スラスラとあっさりと読めた。
常識はずれの大冒険が味なのにそこが結構さらりと行ってしまうと(その分、迷宮化するせいかダラダラ描写になっていつも眠たくなる…)「あれ?もう終わり?」と言うことに。
冒険が無い分、内容的にアンジェラの「好奇心と言う名のおせっかい」が目につく。
婚約者が投獄されていたのを本人に言うとか若い恋人たちの冷戦に首を突っ込もうとするなど。
ちょっと80歳近くになってそれは非常識では?と。
まあ、その非常識と言う名の行動力と好奇心が有ってこその探偵ぶりですが、現実にこんな人とは一緒に居るのは苦痛。
また犯人も今の時代こんな「自己中」な人間ばかりでやりきれない。


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