謎好き乙女と偽りの恋心 瀬川コウ
- 謎好き乙女と偽りの恋心 (新潮文庫nex)
- 新潮社
- 2016-01-28
- 本
前回このシリーズの感想として「ミステリーは間違い探しに似ている」
と書きました。
今回の話は「間違いが5つあります。どこでしょう?」と言われて
「はい、ここ」と1分で見つけ出したものの
「え?まさかこんなに簡単じゃないよね?」と
インクのズレとかを「もしかして、これ????」と
無理やりそっちに自分から持って行きそうなそんな感じがするぐらい
しょっぱなから「違和感」出しまくりの文章を書いていて、
まるで「どうだ!参ったか!!」とドヤ顔されている感じ。
勘弁してくれよ。
こっちはもっと「え~気が付かなかった!!!」とびっくりする
どんでん返しがしかけられているかと思っていたのに。
今時ミステリーとは言わなくても「日常の謎」的な話は
ごろごろ転がっている時代にこれを「謎」とか言わないでくれよ。
新潮社から出ているけれど完全に中高生向き。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。