Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

龍と人の文化史百科 池上正治

龍と人の文化史百科
龍と人の文化史百科
原書房

暴力的なまとめ方をすれば
「僕、龍に興味があって。ほら、こんなにいっぱい龍グッズを
集めたんだよ!見て見て!!」って感じ。
1つの事を突き詰めて学術的展開をすれば「学者」と呼ばれ、
あくまでも個人趣味で終わらせると「オタク」と言われる。
そんな感じ。


男性の学者が多いのは結婚してもしなくても一つの事を
研究し続けてそれで評価されるのに対して、
女性が何か一つの事を突き詰めたくても
「いい年をして嫁にも行かず…」とか
周囲からの圧力が半端ない時代があった(現在もある?)からかも。
例えば絵を描くのが好きな人がいたとして、
不運にも理解の無い家に嫁に行ったとする。
「家事(農業)もせず、絵ばっかり描いて…」と
肩身の狭いを思いをすると次第に遠ざかる。
一方、裕福な家庭に嫁ぐと案外、絵心がある舅とかが
「君の絵は好きだ。どんどん描きなさい」と
お墨付きをくれたら心置きなく楽しめる。
人間、その才能を伸ばすも殺すも環境って大事ですよね…