Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

なぜあの人には「大人の色気」があるのか 中谷彰宏

なぜあの人には「大人の色気」があるのか
なぜあの人には「大人の色気」があるのか
現代書林

これでもかっ!!!と言うほどに著者が考える「大人の色気」が
全ページに渡って繰り出されます。
正直、納得いかないなと言う項目もあるしそれ以上に段々飽きてきます。笑


例えば、学校から帰宅した小学生に母親が
「お帰り。手を洗いなさいね。うがいもね。あ、汚れたものは洗濯に出してね。
宿題あるの?ゲームは宿題してからよ。時間割も早め、早めに合わせておいてね。
寝る前にやると忘れるでしょ。ところで、今日、学校で何かあった?…」って
矢継ぎ早に言われると「わかった!わかった!!」ってなるあの感じに似てる。
(もちろん子供が小学生の時私は言ってましたね…後悔)


本作でもchapter1の最初の見出しとして
「大人の色気は」余裕から生まれる とあるのに…


p115

上司から部下を見ると、教えたいことはたくさんあります。

話し手の話したいタイミングで話すのではなく、

聞き手が「今この話を聞きたい」と言うタイミングまで

我慢して待つことが大切です。

聞く気持ちが出来ていないところで教えてしまうと、

無駄になるからです。

せっかくのいい言葉も耳に入りません。

聞き手のタイミングがあるのです。


と書いてあるわりに、ご自身がどっぷり矢継ぎ早に自分の言いたいことを
放出しているような印象が残るのはなぜ?