Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

「笑い」の秘密 越智啓子

「笑い」の秘密
「笑い」の秘密
廣済堂出版
2015-12-09

64ページまで何とか我慢して読みましたが
「もう、無理!」と新しい自分のポリシーに従って
読むことを中断した記念すべき第一号!笑


一応この著者、肩書として「精神科医」とあるのですが
読みはじめるや否や

「最近のヒーリングセミナーで、お会いした女性。

過去生で人魚だった時代が感じられました。

私自身も同じ過去生を持っているのでなんとなく直感で

「あ、この人も昔マーメードだったんだわ!」

とわかるのです。


「先生は、天使といつも対話できていいですね。

天使はどんな感じで話しかけてくれるんですか?」


かつて、自分が天使として守護していた人と再会して、

びっくりしたことがあります。


飛行機は天使だけでなく、時として大きな龍が守ってくれる

こともあります。神戸に行くときに、巨大な龍がいたので

びっくりしました。

「何事ですか?」と聞いたらテレパシーで

「お迎えに来ました」と言うのです。

後からそれが六甲山の六甲比命(ろっこうひめ)神社への

エスコートだとわかって驚きました。



抜粋とはいえ以上が64ページ読んだだけでも「…」となる部分。
この方「霊能力者」じゃないんですよ?
医者ですよ?プロフィールによると「東京女子医科大学卒」とあるし。
上記の抜粋が「スピ」だとか「霊能力者」「ヒーラー」だったら
それこそ「あるある」で問題ないけれど、過去生治療だとか
ヒーリングで…とかもし自分が患者として受診して言われたら…
多分、沖縄で開業されていることもありこの人に診てもらう人って
医者にかかる感覚ではなく「高名な霊能力者、ヒーラー」に
見てもらった!と言うだけで自慢&満足しそうな人達なんだろうな、と。


保険治療ではなく自費治療となれば高額な請求をされそうですが
それこそ「藁にもすがる思い」で死んだ子を甦らせるために
一週間祈祷したけれど叶わず…といった類の
「詐欺」まがいでなければいいんですけどね。
まあ、実際この手の人に引っかかった知人がいてこの医者の、
リピーターになったとしても多分
「はるごんは私が素敵な先生を見つけたから嫉妬しているのね!!」と
聞く耳を持たずに私を敵視することになるのは目に見えているので
「高くそして痛い授業料を払うだけの経済力があるのね、あなたは…」と
傍観し、本人自らが気が付かないとどうしようもない類なのだと思う。


全く明るく楽しく「笑う」ことができない一冊。
しいて言えば「苦笑」「失笑」「冷笑」「嘲笑」の方ですかね?