人見知りだった千秋が付き合い上手になった魔法の法則16
- 人見知りだった千秋が付き合い上手になった 魔法の法則16
- 中央公論新社
- 本
まあ、全体的に彼女が基本としている考え方として
集団の中でいかにして自分のポジションをキープするかということを、
小学生の時からずっと考えてきた。
その中で自分の居場所をキープしサバイバルしていくには、
やっぱり綿密な戦略が必要。
一人一人のママをじっくり観察し、自分と同じ種類のママ友を
見つける。人は見掛けで判断しちゃいけないというけれど、
その人がどんなタイプなのかは外見を見れば大体わかる。
ママ友付き合いに悩まされる期間は意外と短い。
密に付き合わなきゃいけないのはせいぜい2~3年。
一生、自分に関係する人間関係じゃなくて、
期間限定の人間関係だから。そう割り切って考えれば、
今、ママ友付き合いが辛いと思っている人も、
肩を抜いてもっと楽に付き合えるんじゃないでしょうか。
最後に千秋と対談しているカウンセラーの信田先生の意見。
だけど、ことママ友に関して言えば、トラブルを避けるためには
一定の距離を置いて付き合った方がいいですね。
「ママ友」と言う言葉が生まれたのはかなり最近の事ですよ。
少なくとも昭和の頃には無かったように思います。
なぜかと言えば、昔は母親同士が「友達」にはならなかったのですよ。
子どもたちが幼稚園に行っている間に、母親同士でのんびりお茶や
ランチをしている暇なんて無かったんですよ。
いわば、平成の世に咲いたあだ花のような存在だと私は思います。
しかも、母親同士の関係に「友」と言う言葉を付けたのが
全ての元凶なんですね。公園でも幼稚園でも学校でも、
母親は自分の子どもの付添として、
たまたま他のお母さんたちと一緒に過ごしているだけでしょう。
自分の意思で選んだ友達じゃないわけですよ。
職場の同僚を友達と言わないのと同じで、
単なるアソシエーションにすぎない。
そういう相手に「友」と言う言葉を使っているのが
そもそも間違いなんですね。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。