Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ことばのゲリラ反撃術 ゆうきゆう

やられっぱなしで終わらせない! ことばのゲリラ反撃術
やられっぱなしで終わらせない! ことばのゲリラ反撃術
すばる舎
2012-09-01
Kindle本

実はこの本、ほしのさんの『マリナーゼ』シリーズの前から
読み始めていたのですが何せ昼間に読むと寝る。
寝る前に読むと一瞬で寝落ちを繰り返すという、
まるで本に「睡眠導入剤」が染み込んでいるかのような
速攻熟睡効果があるため読むのにかなり苦労した一冊。


そもそもこの方、精神科医&心理研究家と言う割になんというか…汗
確かに「過去世はマーメイド」とか「あなたの天使でした」とは言いだしませんよ。
(しつこい?笑)
ところが、読んでいて「お!これは引用に適している!」と
思いきやいきなり「セクシーセクシー」だとか「SM女王様で例えると…」と
いった急に変な話にそらされて「は?」となる。しかも常に!
引用しようにも「えっと…何の話だったっけ????」と。
しかも書き言葉ではなく話し言葉(=診察している風???)で書かれていて
更に引用が難しくなる。
と言うか、診察中に本当に「…。でね、セクシーセクシーなんですよ!」とか
言いだされたらこれが元気な時だと「ええそうです。セクシーセクシーです」と
話の一つや二つ合わせることは可能ですが、精神科にかかる人に
こんなめんどくさい対応を求められてもねえ…って感じがします。


本当にこんな風に診察しているんだろうか…
で、思ったんですよ。
精神科医と言うものは患者さんの対応が非常に難しいわけですから
正直、まともに対応していたらこっちの体がもたない。
けれど対応しなかったらそれはそれで問題になるので。
そこで、真っ直ぐに対面しているようで実は体の中心線をすこ~~しずらして
対応して自分の身を守って居るんじゃないのかな?と。
背中を見せると「拒否られている」と相手にばれますが、
そうではなく「すこ~~し」お腹とお腹が対面しない程度に。
真面目な話をしているようで急に何の脈略も無い「は?」な
話に持って行くことによって煮詰まった空気を抜いているというか。


え?違う?素なんですか?この先生??
「はるごんさん、何を言っているんですか。
僕の脳内は常に『セクシー』で〆られているんですよ!
仕事はその次。ビバ!セクシー!ひゃっほ~~い!」
とか言いそうです…