Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

すみれ色の想いを秘めて コニー・ブロックウェイ

すみれ色の想いを秘めて (ライムブックス)
すみれ色の想いを秘めて (ライムブックス)
著者:コニー ブロックウェイ
出版社:原書房
カテゴリー:本

ヒロインは一夜にして破産宣告を受けてしまう。マリーアントワネットみたいにお金を気にせず社交界の華でいたにも関わらず。
ヒーローは海軍の大尉だったのに怪我で実家に戻ってきたら、これまた金銭感覚の全く無い一族郎党によってド貧乏に。
と言うわけで双方「お金持ちと結婚する」のが一番重要なのによりによって双方「ド貧乏」と言う…
男は戦争に行っていたので相当な禁欲家(そんな言葉あるかな???笑)で自制心が強すぎ。
なので他の男から見ても「情熱を感じさせない男」と軽くみられる始末。(ライバルになりそうにない、と言う感じ)
日本の草食系男子みたいなヒーローでこういう話では珍しい。いつも男の方がアホみたいに積極的だから。
なので、ラストではヒロインがブちぎれて「いっつも私の方から誘っている!!もうしらない!!」って叫ぶところは妙に共感を得てしまった…
初めは男がなかなか積極的に行動しなくて退屈だったけど、中盤戦からなかなかいい感じなってきた。


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