Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

魅せ脚レッスン

“魅せ脚”レッスン (セレクトBOOKS)
“魅せ脚”レッスン (セレクトBOOKS)
主婦の友社

パッと見はおしゃれな女らしいイラストの表紙で非常によろしいのですが
中身は「正しいウオーキング」法ぽいやり方の写真が掲載されているものの、
それがひどい…
私もなんだかんだとウオーキングを習い始めて3年近くになった事と、
月2回「動く骨格標本」「生きた人体模型」
(←整体師を集めて先生が教えた時に整体師に言われたのだとか。
「動きがよくわかる!」と。笑)
を見ている結果「本物」を見ているので目が肥えている。
確かにモデルさんなので「ストレッチをしてますよ」風情の写真でも
パッと見は綺麗なのですが、
運動して筋肉が付いた体ではない、ってのが丸わかりなので
「ウオーキングを本格的にしていない人の動きを見てもなあ…」と。
あとはマッサージ、靴の選び方、ペディキュアの塗り方など
監修が「フットケア」の代表だから仕方ないのかな、と。


3人ほど素人の「脚美人」が載っていているのですが、
その人たちも「一見、キレイな姿勢」に見えるのですが
「あ、脚の付け根(鼠蹊部)が曲がっている」
「背筋伸びているようで、背中がつっぱっているから
腰痛あるだろうな」
「肩が巻肩だなあ…」と。
要は過去の自分の体型とオーバーラップするので余計に「違う」が
判ってしまうのですよ。
苦労せずに正しい姿勢を身に付けた人よりも苦労して矯正した
人間の方が「ここが違う」と指摘しやすいものだな、と思った。