Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

映画『グリーンブック』見た


Green Book - Official Trailer [HD]



映画『シティハンター』を見に行った時にカミングスーンで
上映された時に「面白そう!見に行こう!」と思った一作。
しかし、その後有名な賞レースで受賞したとのことで
根が根性曲りの自分は「え~見に行くのどうしようかな…」と。
『ボヘミアンラプソディ』の様に、最初はイマイチの評判だったのが
「良かった!」と自分がリコメンドした作品がじわじわと人気が出る
事に優越感に浸る嫌な奴なので、賞を取った=ほっておいても人気が出る
作品を見てもな、と。(とことん、根性曲り)


そこで夫婦割引で夫を連れて鑑賞。
「4」かな。
これ、トニー(白人運転手)が家族思いの(大家族単位の)イタリア人だから
友情が生まれたのだと思う。
もしフランス人など個人主義が徹底した他の国民だったら
そもそも成り立たない話だったろうなあ…と。
見たいと思ったきっかけの一つが、黒人の俳優さんが
知的な雰囲気だったことも大きな理由。
オバマさん系というか、クールで上品な男性が好き!
また1962年と言うと夫が生まれた年なので、
たった50年ほど前の事なのにこれほどまでに
「差別」が堂々と残っていた時代でもあったのか…と。
白人目線のご都合主義の映画であっても「差別と言うものが存在した」
と言うことを改めて実感or思い出させたということに対しては
評価できると思う。


ところで黒人さんの喋り方が目茶苦茶上品で丁寧な英語!!!!!
私でも聞き取れる位の正統派!!!ってぐらいのきれいな英語!
話し言葉に知性が表れるってこういうことを言うのかあ…と。
また、1962年頃はまだこんな風に綺麗な言葉使いをする人が
いたんだ…とか、色々思いましたね。
(日本語で言えば「ごきげんよう」レベル?)



ブログも関西弁を止めて標準語にしたら少しは知的なブログに
なるだろうか?(違)