Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

あなたに愛を描いて メラニー・ジョージ

あなたに愛を描いて (ライムブックス)
あなたに愛を描いて (ライムブックス)
著者:メラニー ジョージ
出版社:原書房
カテゴリー:本

作者は違うのに前回読んだ本二冊と設定とかが丸かぶり足して割ったのか?ってぐらいのデジャブ。
まあ、違うって言えば文無しゆえの形だけの伯爵ゆえに、裕福な未亡人の「愛人」になっているというか愛人って言うより「ヒモ」??
なんか今時の日本に転がっている低所得のどうしようもない自分勝手な「自分は悪くない!」的ななんかネガティブで陰気な男がヒーロー設定されているという…
大体他の小説だと元々上流階級の人間だし金と時間が余っているから「放蕩者」と言う称号が与えられても、どこか「品」と言うものが男に備わっていてその世界が楽しめるのが良かったんですが。
毒舌女が主人公ってのは最近のパターンの様ですが、これ、現実で毒舌女と毎日暮らしてしまうと初めは新鮮でいいかもしれないけど数年後は絶対「君といると、疲れる」って言うはず。
私の好みの問題ですが「顔とチン×だけが取り柄」の男を見ただけで好きになることはまずないので、
なんでこうも皆、「顔&チン×だけが取り柄」で「金のない=稼ぎの無い男」と関係を持つのやら。
性戯がどれだけ自慢の男でもそれ商売にしない限り、金にはならんでしょうに。
金が無かったら食べていけないの。生活できないの。わかってる?現実を!
夢と愛だけでは生きていけないのよ!目を覚ましなさいよ!!!!!


と言った感じでなんかホント、読んでいて苦痛だった。
イライラさせられるのはこの手の小説のパターンだけど、好き、嫌い、好き、嫌いと裏腹ばっかりでことをややこしくして話を引っ張るの止めてほしい。
もっと、それ以外のエピソードで(とはいうものの、事に及びそうになるときに限って邪魔が入る、ってのももういい加減うんざり)うまくいきそうなのにそうならない…ってしてほしい。
なんかね~出てくるカップルが馬鹿すぎて。もっと格調高くできないもんですかね?
と言うより、いいとこのお嬢さんがどいつもこいつも簡単に股を開きやがって…
貞操観念が無いのか、お前ら?って感じ。
ていうか、セックスがそんなに好きなら「いや」とか言うなよ。なんか無駄に引っ張るその展開が段々鼻につく。
この腐れマン×ども!!!  


てな、感想を持つ一冊でした。チャンチャン。
しばらくロマンス小説はいいわ~~




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