Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

目を奪われるほどオーラのある美人になれる本 西村有紀子

目を奪われるほどオーラのある美人になれる本
目を奪われるほどオーラのある美人になれる本
大和書房

p192

オーラとは、自立した女性の輝きの表れです。

最終結論的なものがこれかと。
マナーブック+自己啓発本=本書、な印象。
結論を先に出したのでわかると思いますが他力本願では美人になれない。
著者の本業は「シルク生地で水晶をちりばめるウエディングドレス」の
デザイナーだとか。加えて「ミスインターナショナル」の出場者の
ドレスを作ったりと「美」に関してのアンテナが張っているお方。
よって気品のある生き方を指南されているわけですが、
こういう世界に住んでいる人って例えば私が日々ぶつくさぼやいている
パーソナルスペースに鈍感な人や人を不愉快にさせる言動をする人たちと
どんな距離感で生活しているんだろうか?と思ってしまう。
もう、日本に住んでいる人じゃないみたいに思えるわけです。
歩いていると人がぶつかってくる事案なら
「そもそも歩きません。全て車で移動します」って回答がきそうだし、
「運動不足?それはジムに行くので大丈夫。」
「ジムでプライベートに踏み込んだ質問をされる?」
「会費が月10万なのでそんなレベルの低い人は来ません」
そんな感じで全て自分にふさわしい環境を手に入れていますから
ストレスになることは一切ございません!とか言われそう。
そんな風に連想ゲームをしながらこの本を読んでいると


「貴女はどんな人になりたいの?
それに近づくにはどんな人と付き合えばいいの?」と
言われた気がした。


p145


実はあなたの周りにはあなたが使っている言葉が

通じる人だけが集まってきます。

つまりあなたの話す言葉が、

あなたの属するランクを決めているのです。



アイタタ…な箇所。


私は口が悪いから気にしていたのですが言われちゃいましたね。


p118


オーラのある話し方は7つの技術で身に付く


1、話す速度がゆっくりである

2、滑舌がよく、聞き取りやすい

3、声の大きさは堂々としていて大き目である

4、声に張りがる

5、声のトーンは高過ぎず、落ち着いている

6、声に愛と共感が満ちている

7、視線をその場にいる一人一人に合わせられるように、

ゆっくりと配る



人に気配りができないのが標準になりつつ今、
お金である程度ランク分けされるのも仕方ない気がしてきた。