大人美容 地曳いく子&山本浩未
- 大人美容 始めること、やめること
- 宝島社
- 本
1959年生まれの地曳さんと1964年生まれの山本さんの対談集。
少し年上のお姉さま方が赤裸々に自分の肌を語ってくれます。
山本さんは少し抑え気味に話されているのに対して地曳さんの方は
林真理子さんレベルで「自虐」しつつもはっきりと今、
手を打っておかないと未来は悲惨…と教えてくれます。
こう言った年上の人が本音で語ってくれることはリアルではまず無いので
ありがたいです。
引用するには本一冊丸々になる位「ですよね~~」状態。
メイクもヘアスタイルもそして洋服も手を抜けませんが、
何より手をかけたいのが「スキンケア」。
一般に肌がきれいな人が言う「何もしていません」は基礎的な事を
コツコツと毎日やっているルーチンであり、
特に何も「意識して」していないという意味であること
を理解しておくのは大事!!!
p114以降で語られるスキンケアで
地…「大人のキレイはミルクレープ式。
手間を重ねた分だけ綺麗になれる」
日々、手間を積み重ねている者勝ち。
年を重ねてヴィンテージニになれるか、
粗大ごみのになっちゃうかは、本人次第。
山…そうなのよ~大人になるって、
ドライフルーツになっていくことなのよね。
でもそれはみーんな同じでしょ。
どんな美人だろうと、皆等しく乾いていく。
それをいかに半生(はんなま)くらいにもっていくかが、
個人個人の頑張り所なんだなと思うのね。
地…ファンデーションだけよね、量が少なくてもいいのって。
クリームってよく「パール粒大」とか箱に書いてあるじゃない?
若い人は小さいパールでいいけど、
私たちなんか大粒バロックパールくらいじゃないと、
効かないんだから。
山…本当そう思う、普通のパールじゃ全然足りない。(笑)
p124
地…お米を炊くときは、30分以上じっくり浸水してから炊くと、
とても美味しく炊き上がりますよね。
この時、新米とそうでないお米の場合では、
水の量はそれぞれ加減するもの。
新米はべたつかないように、やや控えめ。
そうでないお米には、やや多め。
これが若い人と大人世代のお手入れの違いだと私は思っているのです。
新米である若い人たちの肌は元々たっぷりの水分が蓄えています。
一方、私たち大人の肌は水分が抜けて来ているお米のようなもの。
でも、大目にお水を入れてあげれば、ふっくら美味しく炊き上がるのです。
実際スキンケアでたっぷり潤いを与えてあげると、肌のきめが膨らむような感じがします。「化粧水もクリームも大目に使った方がいい」と言う理由をイメージしやすくなったでしょうか?
↑ めちゃくちゃわかりやすい例をありがとう!!!!!!
大粒バロックパールをたっぷりと塗り込みます!!!!!!!
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