Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

あなただけの龍とつながる方法 MOMOYO

不思議なパワーが奇跡を起こす あなただけの「龍」とつながる方法
不思議なパワーが奇跡を起こす あなただけの「龍」とつながる方法
大和出版

最初に断わっておくのは私はこの著者の事は全く知りません。
その上で感じた感想なので信者さんがいらっしゃる場合は
ここでお引き取り下さいませ。


で、私の一般知識として「西洋におけるドラゴンは悪!」みたいな
ものがあります。いわゆる勇者の「ドラゴン退治」。
多分、民族の争い(イギリス出身ですか?
とひとまとめにして聞いたら怒られるのでグレートブリテンと
言わないといけないらしい。それぐらい複雑な国民意識)を
人間をドラゴンとごまかして表現した名残だと思う。
一方東洋における「龍」は「吉」の象徴。
中国でも龍を「聖獣」扱いしているし、その流れを汲んだ日本もしかり。


そんな「知識」と言う名の「私の常識」に対して、本書はいきなり
p27

ここはChelseaだよね。

Chelseaはね、ロンドンのハートチャクラの役割をしているの。

(中略)

でもね、その裏には秘密があるの。それはねChelseaには龍が

存在するってこと。龍がこの土地を守って居るから、

こんなに良い気が存在するんじゃないかと言われているのよ。


とKateたる女性に言われたことからこの人がロンドンで
活動するようになったようなのですが。
いや、待て。「地球は丸い」と思っている人間に
『地球は四角い』前提で話を進められてもな!!!
って感じで、そこでもう読む気が無くなったわけですよ。
「先生!!!質問!!」じゃないけど。
そこの疑問を解消せずしてどうして以下に続く話を
受け入れられます??


毎回、感想を書く限りは最後まで読み通してこそ「批判できる」と
思っているから我慢して(かなりざっくり)目を通しましたが、
要は「龍と縁を結ぶ」にはこの人の「セッション」を
受けないといけない
模様。
その為の宣伝本ですね。はい。


最後の方にいわゆるスピ系では「常識」的な「習慣」が載ってました。
あ~そ~
スピと(流行っている)龍の掛け合わせか。
風水に西洋占術やオーラなど要は違うものを掛け合わせて
独自色を出すあれね。
はいはい。
信じるものは救われる。
騙されるも自分の心次第。


と言うことで今日も毒々しいこのブログを読んでくださって
ありがとうございます!!!!!!!!←心がこもっていないと全く無意味な言葉。



※龍が守護しているのならさっさとEUの離脱問題を片付けろよ!
って思うのは駄目?笑
あ、日本も龍や神様に守護されているはずなのに身内で殺し合う事件が
増えているのは信仰心が薄れているってこと??
など、突っ込みを入れ始めると終わらないんですが、私的には
「自分の事ばかりでなく、他人の事も考えなさい」(←キリスト教知識)
なんだと思います。


※※
今回も予約投稿で記事を寝かせている間にメイ首相が
辞任表明しちゃいました。
さっさと記事をアップしないとホント一瞬で古くなるほど
時の流れ方が異常に早すぎる気がします。