下流老人と幸福老人 三浦展
- 下流老人と幸福老人 資産がなくても幸福な人 資産があっても不幸な人 (光文社新書)
- 光文社
- 2016-03-17
- 本
p26
今後の分析では資産500万円未満を「下流老人」、
500万円以上2000万円未満を「中流老人」、
2000万円以上を「上流老人」という3段階に分けて集計する
で、その分類した人たちの傾向を分析したものに
大半のページが割かれているのですが
退屈極まりなかったというのが正直な感想。
巻末に藤野英人という人との会談が一番、実のある話だった。
この本はそこだけ目を通したら十分。
p198
三浦
結論は「下流幸福老人」は自分だけでなく他人の幸福を考える人、
「下流不幸老人」はお金が欲しいと言い続ける人、
「上流不幸老人」は夫婦や子供との関係が悪い人、でした。
藤野
収入が増えると満足度が上がるけど、ある点を過ぎると
お金が増えても幸福度が上がらないということは、
元々アダム・スミスの時代から言われていることです。
幸せの尺度なんてほんと人それぞれ。
ただ、他人をうらやましがってばかりいる人ほど「卑しい」ものは
無いとははっきりと思う。
「下流」ではなく「下品」「下劣」
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