Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

英国貴族の館に泊まる 山内史子

英国貴族の館に泊まる: ロンドンからの小旅行 (Shotor Travel)
英国貴族の館に泊まる: ロンドンからの小旅行 (Shotor Travel)
小学館

「マナーハウス」と聞けば一瞬「(勘違いした)ざ~ますおばさま」が
小さなことでも目くじら立てて重箱の隅をつつくような講習をしてくれる
場所…と思いがちですが本来は


マナーハウスと呼ばれる、瀟洒なたたずまいの貴族の館や

領地や国を守る要だった古城



時代の流れで身分だけでは維持できなくなった館…と
言ってしまったら元も子もないのですが…
まあ、色々な大人の事情で本来の持ち主から手が離れた
貴族の館や城が今ではホテルになっていてしかも泊まれる!


天蓋付きのベットとか好きな人には「うっひゃ~」な
写真がたくさん掲載されているのですが、
本来は四六時中召使の目がある貴族の人々の「秘め事」を
見えない状態にするためと防寒の意味があるのだとか…
なんか気の毒…
そして重厚な家具や絵画といった「歴史をしのばせる調度品」と
共に部屋の大きさとのバランスが取れていてこそですが、
ただ単に天蓋ベットや猫足バスタブが部屋にどん!と置いてあると
下手すると「ラブホテル」みたいだなあ…ととんでもない
感想を写真を見ながら思ったり…


イギリスの食事はまずい、というのは過去の話。
今では一流シェフを呼んで、ランチだけで2人で4万とか…
まあ、ゆったりとした気持ちを味わえるのであれば安いもんですね。
ここに住んでこれだけの館を維持し清潔に保つには
維持費&それだけの人手が必要=お金がいる ってことなので
こうやってビジターとして「素敵!!」と言っている状態が
一番幸せなんだと思う。


Kさんのブログにあったここ↓



その中のお庭の動画。↓


下手にイギリスに行かなくても私の好きなイメージのお庭がここに!!って感じで
感動!!



わが家にあったミニ薔薇はことごとく今年の夏、枯れましたが…
イングリッシュガーデンに庭師が必要な意味がよくわかります…