Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

壁の花の舞踏会 オリヴィア・パーカー

壁の花の舞踏会 (ラズベリーブックス)
壁の花の舞踏会 (ラズベリーブックス)
竹書房

昨日アップしている『花嫁選びの舞踏会』の続編。
先のヒロインの親友の恋物語。
題名通り、今回のヒロインは「壁の花」という言葉がぴったりなタイプ。
この時代では珍しい「眼鏡」をかけていたり、超天然な性格、
とある意味、ヒロイン同士が「親友」というのもうなずけるほどの
「似たもの同士」「類は友を呼ぶ」というほど、この時代の
「モブ女性」とはかなり違ってあらゆる意味で「目立つ」。


現代物語でたとえると「地味でさえない、存在すら認識されない、
ましてや同僚に名前すら覚えてもらっていないドジっ子OL」に
大企業の若きエリート(もちろん美形)がなぜか片思いしている…
というパターン。


ただある意味「天然最強!!!!!」ともいえるので
あざとく「わたしいい~てんねんだからああ~」と
キャラ作りする勘違いOLが真似ないことを心から祈る。