送り人の娘 廣嶋玲子
- 送り人の娘 (角川文庫)
- KADOKAWA/角川書店
- 2014-10-25
- 本
現代の「送り人」ではなく古代ファンタジー。
コロナウイルスのせいかいつもなら老人でひしめいている文庫棚が
空いていたので見つけた一冊。
死人の魂を「黄泉平坂」へといざなう「送り人」を生業としている娘。
しかし、本来は「蘇り」を施す部族の姫君であった…
あ~なんと言いますか、作家さんの出身が「児童文学」なんでしょうねえ…
「ジュニア文庫」扱いされていなかったとはいえ、正真正銘の大人の私が
読むにはちょっと物足りなさ過ぎて…
- 送り人の娘 (カドカワ銀のさじシリーズ)
- 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 本
本来はこんなタイプで出版されていた模様。
文庫版のイラストが大人っぽいから騙され(?)ましたが主人公は13歳。
小中学生が読めば主人公の心の動き、行動が痛いほどわかるのかもしれませんが
完全なる大人である私から見れば「約束を破って、しかも2回も!!」ってなると
「イザナミ様、そんな罰でいいわけ?」と思ってしまうわけで。
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