Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

6粒と半分のお米 木皿泉

木皿食堂2 6粒と半分のお米
木皿食堂2 6粒と半分のお米
双葉社

なぜか自分の小学校時代を思い出してしまった。
本書のメイン書き手である「嫁」とは10歳も違う(私の方が下)のに…汗


同じ作家の酷評した↓

昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)
昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)
河出書房新社
2016-01-07

このエッセイを読む限り人間の本質をとらえている
面白いものが書ける人なのに「旦那の助言」を取り入れた結果
「大人メルヘン」に走ってどこを目指しているのかわからない
迷走作品になったわけですね~非常に納得しました。
ご本人さんたちはユニット関係に満足されているようですが
私から見たら「嫁だけで書いた方が面白いのに」と思いました。


p13~

コトバ


ネットの掲示板などで、突然投げつけられるコトバは

コトバではない。

わたしはそれを書いた人と何の信頼関係も持たないからだ。

関係ができていない人のコトバは単なる情報として、

私の肩をすり抜けて、後ろへ飛んでいく。

申し訳ないが、だから講演を面白くないといった男性の

コトバも、私にはさほどダメージは無かったのだと思う。

(中略)

人の気持ちは、光の速度の十七倍の速さで移り変わってゆくと、

仏教の本に書いてあるそうである。

気持がそんなに目まぐるしく変わってゆくのなら、

コトバの方も目まぐるしく変わるものだろう。

生きているコトバだけがコトバなのである。

そうじゃないコトバは受け流してもいいと、私は思う。

って書いてる人だからね。
余計なお世話ですね。はい。