平気で他人を傷つける人 片田珠美
- 平気で他人を傷つける人
- KADOKAWA
- 2015-11-24
- Kindle本
対家族以外の他人と接している時の私(特に仕事に行っていた頃)は被害者率6割、
しかし家庭等では加害者4割ってとこでしょうか?
読んでいると「え?これもモラハラ???」ってぐらい何気ない行動すらも
イエローカードなのでほとんどの人が無意識の加害者になっていると思う…
親子など相手のことをよく知っている間柄だと「互いの距離感」がわかるので
これ以上の「攻撃」はやめておこう、ここまでならOKかも?で済むのが、
今の「現代病」と言いますか「××ハラスメント」なんて
他人と距離の取り間違いから生じている物ばかりだと思う。
特にモラハラは「被害者がそれと気づきにくい」といういやらしい性質のハラスメント
=「これって気のせいかな??」 だけに厄介。また、被害者も面と向かって
相手に「どうしてそんなことをするのですか?」と聞かないという心理行動を
見越したうえでさらにエスカレートしていくので著者は対策としては
はっきりと相手に真意を聞く、もしくはコミュニケーションをとる努力をする
等が書かれてました。
p178
上司の中ではみんなの前では「理解あるリーダー」の振りをして
特定の人の前でのみ「罵倒し、相手の存在を全否定する」という
狡猾なタイプもいるので、本当にひどい場合はICレコーダーを
隠し持ってこっそり録音するなどの対応も必要でしょうし、
少なくともきちんとした記録は残しておくべきでしょう。
明石の市長さんみたいなもんですね。(違)
まああれは「失脚」一転して好感度大!になった好例なので良し悪しですが。
p189
上司に限らず気にくわないことがあるとすぐに怒鳴る人がたまにいます。
「大きな声を出す」という行為自体に恐怖や不安を感じる人も結構いるので本当に困った存在です。
とはいえ「怒鳴る人」を怒鳴らないようにするというのは、正直言って
ほとんど不可能。ですのでせめて「怒鳴る人は結局無能な人なんだ」という事だけは理解しておいてください。
p192
黙って我慢しているだけだとモラハラ加害者はあなたのことを
「都合のいい存在」「何を言っても反論しない人」と決めつけ、
さらに調子に乗ってきます。
そんな仕打ちを容認したいためにも、事実を突きつけるべきところ
はきちんと突きつけ「ちょっと面倒くさいヤツ」と相手に思わせることも大事なのです。
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