Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

貧乏お嬢様、古書店に行く リース・ボウエン


貧乏お嬢さま、古書店へ行く (コージーブックス)
貧乏お嬢さま、古書店へ行く (コージーブックス)
著者:リース ボウエン
出版社:原書房
カテゴリー:本

う~ん、前作もそうですが面白い設定のはずがなぜか退屈と言うかイマイチのめりこめない。
ヒロインの性格がイマイチなのかも。
表紙のイラストではごく普通のむしろ小柄な女性をイメージしてしまうのですが、本文では「背が高い美女」扱い。一方親友のべリンダの方が「小柄でセクシー(よく男性と消える)」。
べリンダの仕事がデザイナーで本人が作ったパンツスーツを着こなしているとありますが、
小柄がパンツスーツはちょっと…むしろ大柄のジョージーの方が似合うと思う。
そして、大柄で美人のジョージーが「こそこそ」と労働産階級に紛れ込んで「探偵」ごっこができるとは到底思えない。目立ってしょうがないと思うんですが…
まあ、ミステリーも「死因はこけた時に大きな石があってそれにぶつかって死んだ」レベルなので
真面目に文脈を拾うのがばかばかしいシリーズではあるのですが。
王位継承34番目のド貧乏のお嬢様がけなげ(?)に奮闘し、背景に現実の歴史が微妙に横たわっているから妙なスリル感はありますが。
ところで題名の「古書店に行く」とありますが、原題は『A Royal Pain』。
前回も思ったけど邦題とイラストが本題と内容に差があります。



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