Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

黒の伯爵とワルツを サブリナ・ジェフリーズ


黒の伯爵とワルツを―背徳の貴公子〈1〉 (MIRA文庫)
黒の伯爵とワルツを―背徳の貴公子〈1〉 (MIRA文庫)
著者:サブリナ ジェフリーズ
出版社:ハーレクイン
カテゴリー:本

ヒストリカルロマンスにもある程度パターンがあるようで、こちらは男の方が貧乏。
女は現段階では貧乏ではあるけれど「結婚」すれば祖父の遺産がもらえる。
そのことに目を付けた男があの手この手で女を口説き落とす…
と書いてしまえば身も蓋もなく。
ただ、男の背景に「皇太子の落としだね」と言う「父に疎まれ、愛情を知らずに育った」ことからくるややこしい事情があり、まあ、ヒロインと「真実の愛」を見つけるのであった…ちゃんちゃん。
と書くとこれまた身も蓋もなく…
作者の紹介に「文学の准教授を経て、作家に転身」と言う経歴ゆえに「入念な時代考証と緻密に構成された文章が高く評価され…」とあるせいか確かに描写に厚みがあって面白かった。



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