Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ぼんくら陰陽師の鬼嫁2 秋田みやび

ぼんくら陰陽師の鬼嫁 二 (富士見L文庫)
ぼんくら陰陽師の鬼嫁 二 (富士見L文庫)
KADOKAWA
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最初に申し上げておきますが、個人的にはこのシリーズ「スキではありません」。
読んでも得るものが無いし、ひたすら「時間つぶし」的な意味合いでしか存在価値を感じないのでこのシリーズ5巻まで出ているのですが、大して感想が無いので時間が無い方はぜひスルーで。(私も投げやりに書きますんので…というより本当に書くことが無い)


今回新しい式神が登場。朱雀なのですが先代が作った式神はそれはそれは立派な「なり」をしていたのにぼんくら旦那が作った式神はみかけが「シナモン文鳥」…
あと、表紙のイラストがちょっと見にくいかと思うのですが左側「玄武」の片割れの「白蛇」だと思うのですが「これ、蛇??」とイラストまでにも文句をつけたくなる…
玄武自体が想像上の生き物なのでどんな造形をしても自由と言えば自由なのですが…


この作家、一作目でも酷評した通り「無駄が多い」。もっと枝葉を切り落としてすっきりとさせたらいいのに。(そうなると一冊分の分量に満たないのだろうけど…)
その「無駄」が若い子には「面白い」に繋がると思うのですが、どうも内容が薄すぎてつまらない。今どき限定の表現=生暖かい笑顔 とか、中二病と言った言葉と縁のない人や普段アニメ、ラノベを読まない人にこの本を読ませても「どこがおもしろいのかわからないし、それ以上に語彙の使い方が変!」と一刀両断されるレベル。(読者を本当に選ぶタイプと言いますか…)


p97

わずかに身体が緊張でスマートになった錦(注:シナモン文鳥名)が、皇臥(注:ぼんくら旦那名)の頭上で目を細めている。文鳥は緊張すると羽がしぼみがちになって流線型が際立つのだと芹(注:鬼嫁名)は初めて知った。



わぐまさんちのはるなつボーイズの写真を見ているからこの表現も理解できますが見てなかったら想像が付きにくかったと思います。わぐまさんのブログを読んでいてよかったです、貴重な写真ありがとう♡