Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

雪降る夜をあなたと 3作家競作


雪降る夜をあなたと ~修養学校の聖夜 (扶桑社ロマンス)
雪降る夜をあなたと ~修養学校の聖夜 (扶桑社ロマンス)
著者:ジェーン・フェザー
出版社:扶桑社
カテゴリー:本

あらすじは公式より引用すると
『雪で立ち往生して救いを求めた館で謎の美女と出会った子爵は、奇妙な新年を迎えることに(『聖夜のギャンブル』)。 大富豪の令嬢のクリスマス・キャロルが、黒男爵の心に火をつけたとき、炎は温かく燃えるのか、危険な爆発につながるのか(『火花散るとき』)。 兄に急を知らせるため、王命でハイランドに帰郷する伯爵令嬢。困難な道中に付き添ってくれた相手とは(『雪降る夜にハイランダーと』)。 ベストセラー作家三人の豪華な競作、「修養学校」シリーズ番外編の最後を飾る中編傑作集!』


ジェーン・フェザーの『聖夜のギャンブル』は風景描写はいいけど肝心の人物描写が悲惨!
訳者は「もっと日本で紹介されるべきなのに…」と書いてあるけどこの文章を読んだらそりゃそうでしょ!って感じ。
処女なのにいきなり「女は自分で服を脱いだ」「男はそれを見ていた」って…
前から思っていたのは同じ原作者でも訳者のレベルで優劣が出るのか、
それとも原作者がそれだけの文章を書いているのか?
と疑問だったけど本作で同じ訳者が訳してもこれだけ優劣が出るってことは
原作者の文章能力が低いってことが証明された。
残り2作品はまあ普通だった。
サブリナ・ジェフリーズに至っては長編だろうが中編だろうがパターンは一緒。
最後のジュリア・ロンドンはサブリナと似た作風。



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