キレイに歳を重ねる POSITIVE KAORIメソッド

光文社

本

タイトルの「歳を重ねる」ですよ…なんてまあ上品な表現！笑
「また年を取っちまったぜ！がはは～」なんて普段口にしているような人間はこの段階で入会を弾かれそうな「踏み絵」感覚！
さて本書。2回ほど前のブログでスポーツジムについては経験が無いもの大体こんなものだろう…という感じで書きましたがこちらの本を読む限り大筋は当たっていた模様。

当ジムでは一人一人のクライアントに対して、責任をもって真摯に向き合うため紹介制という形で会員数を300人に限定しています。

それは結果を出すことだけが目的ではなく、その結果を持続させさらに進化していけるような体つくりを目指しているからです。本当に大切なのは、その輝きを持続させていく事です。

身体と心を美しく整え「デポ美人（=著者が出会った年齢に関係なく輝き続ける女性のこと）」になるための4原則は

１．メンタル

２．デトックス

３．食生活

４．エクササイズ

まあ読んでいくと私がウオーキング系で書いたことと重複するので割愛。
ただ、あらためて「自分の身体」と向き合う事を決意した人は一読することをお勧め。
上記の4分野について詳しく書かれているので納得できるし自分がなぜうまく行かないのかも理解できると思う。まず人に本を勧められて「読もう！」と思うか思わないか。
もうそこから「結果」が見えているんですけどね。他人が何を言っても本人が聞き入れる体勢ができていなかったら馬に念仏。下手したら馬の方が言葉を理解しているかもよ？とすら思うのですが。

３．の食生活の項目で私が取り入れる点は
ｐ146

適正な食事量や必要な栄養素は人によって異なり、細かく挙げればきりがありませんが女性なら誰にでも共通して言えることは２つ。

１．糖質を控える

２．たんぱく質をたくさん摂る

糖質を取りすぎているのに対し、ほとんどの女性に足りていないのがたんぱく質。

以前に比べて、疲れやすい、貧血気味、髪にハリがなくなったという人はたんぱく質が不足しているため。タンパク質は筋肉を増やすために必要な栄養素であることはご存じの通り。皮膚や臓器、髪の毛から爪の先まで私たちの身体を作る主な材料になっています。

血管や血液、ホルモン、免疫抗体などもたんぱく質から作られる為、女性の美しさと健康には欠かせない栄養素です。

私がウオーキングを始めた時先生からも「まあ、はるごんはたんぱく質をちゃんと摂っているからましかあ～」と言われました。その時は「？？」でしたが今は理解できます。

一方、

糖質を取ると脳内では幸せホルモンのセロトニンが作り出されます。

ただ糖質は依存性が高く一時的に幸せな気分になれますがまたすぐ欲しくなるという悪循環を生みます。

そして糖質が足りなくなると、イライラの症状が表れます。

幸せな気持ちになれる糖質を一生辞める必要はないと思いますが、糖質に強い人と弱い人がいるので、自身の体質を知って上手に付き合っていく事が大切です。

糖質に強い弱いを簡単に見分ける方法は、ご飯やパンなどの糖質を取った後に眠くなるかどうかで判断します。食べた後にすぐ眠くなる人は弱い体質、反対に食べた後にバリバリ仕事できるようなら強い体質。

100円寿司を食べた帰りの車の中で夫と常に「眠たい…」と言ったのち、帰宅して二人でコーヒーを飲んだ後、午睡に入ります…（コーヒーは睡眠導入剤！笑）

そして目からうろこだった情報がｐ172

野菜から食べるのは古い？！　食べる順序は「プロテインファースト」

最先端の食事法ではたんぱく質を最初に食べる「プロテインファースト」が注目されています。代謝を上げる筋肉や体を作るたんぱく質を空腹時に摂ることで吸収率を高め、次に血糖値の上昇を遅らせる野菜などの食物繊維を摂り、最後にご飯などの炭水化物を少量に摂るのが理想的とされています。

野菜から食べてました…これからはたんぱく質を優先的に食べます。またこうやって常に情報のアップデートって本当に大切かと。

ｐ190

筋肉量が減り、筋力が弱くなるとボディラインが崩れるだけでなく、手足など身体をスムーズに動かせなくなり、あちこち痛みが出たり、美しい姿勢を維持できなくなるため、内臓が下垂して体調不良になるなど、見た目だけでなく、健康面にも様々な影響があります。加齢と共に筋肉量は減っていくため、意識して、筋力をつける様にしないと健康年齢を縮めることも。トレーニングしている女性がイキイキしてキレイなのは、筋肉をつけ、体型維持と共に健康を手に入れているからなのです。

は～い。耳の痛い人、手を挙げて！笑

最後にきつい～いこの箇所をど～ぞ。ｐ218

痩せたいと思っている人が「楽してダイエット！××を飲むだけですっきりボディ！」という謳い文句に飛びつく気持ちはわからなくもないですが本来の習慣が改善されていないうちは脳はあらゆるテクニックを駆使して、元の状態に自分を戻そうとします。

最終的に「やっぱり自分にこの方法は合わなかった」と結論づけ、また別のダイエット法が話題になるとそちらに飛びつくというのがオチです。その心理を打破し、本当になりたい自分になる為には、なりたい自分をより具体的にイメージすることが重要です。

明確な目標こそが、自分自身を動かす大きな原動力になるのです。

結婚式を控えた人がものすごい「頑張り」を見せる例が一番イメージしやすいですよね

ｐ239

一つ忠告するなら女友達の社交辞令にはのらない様に、ご注意を。

本心では太ったと思っていても「全然太ってないよ」「変わってないよ」というのが女友達。お皿に残った最後の一切れを「食べて、食べて」と相手を太らせようとするのも女友達。自分を本気で変えたいと思うなら、太ったと正直に指摘してくれる、イラっとするくらい図星を突いてくれる人を側に置くべきです。

あ～よかったら私が指摘して差し上げましょうか？（違）