ダレン・シャンⅢ バンパイア・クリスマス ダレンシャン
- ダレン・シャン3 バンパイア・クリスマス
- 小学館
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え~と、私、やっぱりこの主人公嫌いです!笑
冒頭部分でダレンをバンパイアにしたクレプスリー自らも
p48
「お前は好きにさせると、すぐにトラブルを引き起こすからな。
いいか、お前はマダム・オクタを盗んだ張本人なんだぞ。
サムなんとかという、あの人間の男の子だって、あんなことになったじゃないか」
「あれは、僕の責任じゃない!」
「確かに、お前の責任じゃない。しかしお前が勝手に動いて起きたことには、違いあるまい」
簡単に言えばよくドラマ等で「お前はここに隠れていろ!絶対に動くんじゃないぞ!」と言われているのにのこのこ出てきて敵につかまって殺されたらまだいいものの、
あっさり捕虜になって味方を窮地に追い込むクソガキ…そんな感じ。
バンパイアじゃなくて「疫病神」ですね。(斬)
全体的にはダレンよりずっと賢くて分別のあるエブラ君との友情話っぽくテーマをもってきていて「エブラを殺すのなら僕を殺して!」と一見またもや耳障りの良いセリフで盛り上がってますが、やっぱり突き詰めると「お前の軽はずみな行動がすべての原因だろ!この分別の無いクソガキがっ!」ってなるんですよね…
またわざわざ作者自らが「太字」にしているこの箇所 p165
「いいか、ダレン。善悪というものは、見方によって変わるんだ。」
と、これまた一見良識のある文章をちりばめてはいるように思うものの全体があまりにもクソすぎるむかつくのでかすんでしまう。
いい素材を買ったのに闇鍋に入れちゃったら元も子も無いでしょ、みたいな。
低知能かよ、この主人公…ってぐらい胸糞悪いです。Nさん、すみません。
今後絶好調でこの本をあげつらう方向になっていくと思います。
備忘録として「人間」のガールフレンドができるものの半バンパイアとして別れるしか道は残っておらず。
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