Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ダレン・シャンⅣ  バンパイア・マウンテン ダレンシャン

ダレン・シャン / 4〔小学館ファンタジー文庫〕
ダレン・シャン / 4〔小学館ファンタジー文庫〕
小学館

本作に限っては本当に「安心」してすらすらすら~と読むことができました。
というのも「思慮浅く分別が無く物事を深く考えずに行動する」ダレンが誰にも(特に友達になった人間)迷惑をかけず唯一ダレン自身が己の思慮浅く分別が無く物事を深く考えずに行動する性格の為に試練を受けることとに。ざま~
半バンパイアになったのが9歳位としてそれから8年サーカス等で暮らした割に全く
心やその他の成長が全く見られず、Ⅲで友達になった蛇少年は今や声変わりもして身長も伸びて蛇青年になったのにダレンは子供のまま。
でも、いくらバンパイアの年の取り方が遅いからと言って「思慮分別」まで低いままとは…


12年に一度のバンパイアの集まりに出席するために旅立ち、
その途中で仇敵(?)であるバンパニーズの血を飲んだクマと闘ったり狼と親しくなったり、不気味な存在であったリトルピープルの元:レフティの本名がハーキャットであることが判明。このハーキャットの存在がダレンの将来の象徴かキーパーソンになるんだろうな、と。


Ⅳからはどちらかと言えばPRGのダンジョンみたいな感じで子供はワクワクと楽しめるんだろうな、という感じ。おばさんは何の興味もなくサクサクと義務的に読み終える。
ダレン、もっと人の話をよく聞いてから物事の判断をしなさい。
明らかに「試練に失敗したら死あるのみ」って臭わせた会話をしているのに…
お気楽なやっちゃな~としか。