賢く値切ろう、葬式代 小粒すずめ
なんだろうこの異様なハイテンションの割に中身スカスカ本は…って思ったんですが
密林のレビューは高評価。人それぞれである。
発行時は65歳だった著者が50代の時に母親の介護をした後にお見送りした話…
なんですが何せ「50万しかない!!」という事で値切るというか不必要な部分は
とことんカットする!!!!!それだけの話。
ただ、今どきブログでもっと実のある話がゴロゴロしている時代。
この内容で書籍化する意味あるの?自費出版?って感じでした。
とは言うものの既存の葬式本がどうしても「世間体」を気にした内容が多い…ので
いや、読者に負担を与えない書き方をするのが筋なので「ご家族の都合に合わせた
ものを選べばよいかと…」とお茶を濁している本が多いからこの著者が言う通り「梅の下は無いんですか?」は目からうろこかも。
要は予算があれば好きなようにしたらいいし、無いのなら下手な見栄は張らず「予算内で!!!!!!!」と言い続けたら満足のいく葬式ができる、ってことで。
一番参考になった…と思ったのが著者の父親が亡くなった時に
「院居士」という戒名を一回付けられてしまい(葬式に来た坊主に一回払い)、
本来のお寺の坊主から
「えらい立派な戒名ですな。しかし、これだと何かと掛かりもかかるがよろしいですか?」と言われこれは「寺の檀家になったらお布施をしてもらいますよ。特に「院居士」だと高いお布施をしてもらいますよ。末代までそうしてもらうがいいんですか?」
という意味で即座に格を下げた新たな戒名を付けてもらい2度目の支払いをすることに…
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