ハーレークイン・ロマンス 尾崎俊介
- ハーレクイン・ロマンス (平凡社新書0930)
- 平凡社
- Digital Ebook Purchas
文頭にチラチラ書かれていた文章がどうしても「一体いつの時代の人?明治?大正?」
って思う位に普段使わない言い回しで書かれていた。調べたら1963年生まれ。
夫と変わらないのか…汗
「アメリカ文学の研究者としてアメリカのペーパーバックス本の出版史について
あれこれ調べている」人だとか。
よってハーレークイン・ロマンスも元々はカナダの出版社が版権をイギリスの会社から
買い取る時の基準が「上品で、ハッピーエンド」の話ばかり…とかアメリカに進出したら他社がライバルとして「シルエット・ロマンス」(ハーレクインよりエロ度高め)を
ぶつけてきた!とか。
大橋純子さんの『シルエット・ロマンス』は日本における創刊キャンペーンの一環だとか、ハーレクインコミックスは日本独自に派生したジャンルだとかウンチク満載!
この本を読んでどうなるわけでもないが「ロマンス小説」は女性の「現実逃避」に
役立つ!とだけ。(本を読まない人には「宝塚」だとか「推しの出るミュージカル」も
似たようなもんだと思う)
男が読んでもハーレクインやロマンス小説はたぶん面白くない。
男性が理解しようとしているのか何なのか知らないけど邪魔だけはしない様に。
Junko Ohashi (大橋純子) - シルエット・ロマンス
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