Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

怒らない人の頭の中 金川顕教(かながわ あきのり)

怒らない人の頭の中
怒らない人の頭の中
サンライズパブリッシング

思っていた内容と違った…と思ったのは私だけではなかったようで本書は「寄贈」の形で図書館にありました。(読んでより一層「寄贈」の意味がわかるという。笑)


思った内容と違う…というのは想像していた心理学系ではなくビジネス系だったという…
しかもこれまたどこかで読んだような…感が半端なく。(コピペとも言う)
この手を読んだことのある人は「目次だけで十分」だと思います。特に時間の無い人は。


例えば第一章。年収1億円の人の、怒らない思考
これは過去に読んだ「普通の人 一流の人 超一流の人」そんな感じの題名とほぼ同じ内容。さくっと例に挙げれば

 仕事で無茶な要求をされた(ケース)

年収300万円…「できるわけない、と怒る」

年収1000万円…「乗り越えるべき壁ととらえる」

年収1億…「未来を作るきっかけにする」



こんな感じで、正直年収1000万円の人の思考までは理解できるが1億の人思考にいたっては
「変!」としか。笑
基本、「立場が違う」からそりゃとる態度も違いますってば!って感じ。
お金があるから余裕がある、だから怒らないではなく、自分に嫌なことをしてくる人がいないから怒ることもない、って感じ。お金あっても怒る人、多数存在するが…


混雑した飛行機で、子供が泣き止まない (ケース)

年収300万円…「うるさい、と直接怒る」

年収1000万円…「客室乗務員に文句を言う」

年収1億…「あやしに行き、親に協力する」



どんだけ1億の人は「いい人アピール」したいねん!(呆)って感じ。
段々ばかばかしくなってきたから投げやりに書きますが
まず年収1億あるなら「プライベートジェット」だろ~が!
もしくは民間機であっても「ファーストクラス」だからそんな泣き喚くガキと一緒になるわけないし。1億の人があやしに行く…って現実に想像し難い。


別の本で普段ファーストに乗っていたら「××様、ようこそ」と名前で呼んでくれたのに
事情で「エコノミー」に乗った時ゆっくりキャビンアテンダントに挨拶しようものなら
「さっさと席に就け!」とばかりの対応だった…というのを読んだことがある。
あやしに行く、というのはあくまでも理想というかイメージなんじゃないの?
なんか胡散臭い。


例え年収300万の人であっても自分の仕事に誇りをもって怒らず対処している人がいることは多くのムラ人が知っている事実。と、年収0円の私が怒ってみる。笑
そう、年収0だからこそいくらでも怒れるし「だって、0円だも~ん。怒るのがしごとなんだも~ん!」と開き直る理由を手に入れた感じ~笑