Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

殺意がふたりを分かつまで ジェイムズ・パタースン

殺意がふたりを分かつまで (ヴィレッジブックス)
殺意がふたりを分かつまで (ヴィレッジブックス)
ヴィレッジブックス




翻訳物にも「ラノベ」というものが存在するんだろうか?
本作、アマゾ×のレビューが「一つもない」という事からもわかる通り…
というよりも私の読書歴の中でも「ワースト」に入るレベルと言えばお分かりかと。
なんていうかもう「毒を吐く」気にもならず。笑
ア・ハ・ハ・ハ…ナニコレ?


2作続けてここまで「駄作」を読む羽目になるとは思わなかった。
表紙だけ見ればロマンス小説風+サスペンスもの!と思って借りました。
裏表紙の作品紹介に

巨匠パタースンが贈る手に汗にぎるラヴ・サスペンス


とあるのですが、これのどこが「巨匠」よ!怒
小説を初めて書いた中学生が必死になって自分の持てる限りの知識と既存の小説の劣化コピペで体裁を整えた…もしくは金持ちのドラ息子が金と権力に物を言わせて無理やり出版させた…という方が納得する!


付和雷同の「クズ」「下手」といった酷評を避ける傾向にある「読書め×たー」ですら

○何も残らないけど、面白い

○読んだ後に、なんだかすっきりしません。殺人犯の美女と関係をもったりしてるのに、離婚した妻のところに最後は戻って、めでたしめでたし???納得いかないんですが・・・。


「巨匠」が描いた作品の感想がたったの2つだけ!しかもこの感想!!
ということで「巨匠」の看板が非常にペラいものかとお分かりかと。
ここまで本当に「何も残らない」小説も珍しいし、時間の無駄を痛感させられた本も珍しい。あり得ないレベル!!