マンガでわかるビブリオバトルに挑戦!
- マンガでわかる ビブリオバトルに挑戦!
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去年の今頃、高校対抗のビブリオバトルを聞きに行って気に入った本を予約したのに
未だに届かない…涙
コロナで貸し出し中止になっていたから仕方ないとはいえ、残念だ。
さて、ビブリオバトルには「公式ルール」というものがあり
1.発表参加者が読んで面白いと思った本をもって集まる
2、順番に一人五分間で本を紹介する
3、それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う
4、全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。
他にも「ルールの補足」が存在し、適時適用される。
ここで重要なのは「バトル」と言っても「スピーチのうまい下手」に重きを置くのではなく
あくまでも聞いている人が「その本を読みたい!」と興味を持たせたることに意味がある。
もっと言えばp31
ビブリオバトルにワクワクしていたのは
気付きかけていたらかもしれない
これが単に本を紹介しあうゲームじゃないってことを
本は読む人を表す
その人が読む本を知るという事は読む人の事を知るということで
人を知るという事は
人とのつながりが生まれるということなのだ
実際、このルールを知らない時に3つの大学生のバトルを聞きましたが
こういう時「偏差値の高い大学生」が選ばれる=立派な発表をする
と思いがちじゃないですか。
ところが結果は一番偏差値の低い大学の女子の
「この本をあれば 飯がいくらでも食えるぜ!!!!」的な「愛」に満ちた
発表が優勝!
さらに図書館のイベントで行われたバトルでは発表者が
小学生女子、灘中学に通う男子、そして図書館司書(館長)その他市の偉いさんのでしたが
ダントツで小学生女子の優勝!!
こういう時、やっぱり灘中男子か?って思いがちですが「その本に対する愛の強さ」が
発表に強く表れるのでこれだけはホント予測が全くつきません!
それが、面白い!
聞き終わった後「早速予約するか…」って流れになればそれがビブリオバトルの本懐。
ブログも一緒じゃないですか?
写真が多い方が見る方も楽ですけど
「その人の一日の生活・過ごし方」に興味があるのではなく、
やっぱり文章の中にその人が表現されていて「その人に興味がある」から読んでしまう。
なのでいくら読者数が多い人であっても「文章にその人が現れていない」場合は
私は読みません。
再掲すると
本は読む人を表す
その人が読む本を知るという事は読む人の事を知るということで
人を知るという事は
人とのつながりが生まれるということなのだ
そういえばその人の事を知りたかったら「本棚を見ろ」という言葉があったような。
その人の「頭の中」が本棚に反映されているそうな。
『図書館戦争』の描写にもその人が読んだ歴をさかのぼれば「思考・思想」がわかるから開示しろ!という命令を却下するくだりがありましたね。
私の様にジャンルが決まっていない人でも特定できるんでしょうかね?
文は人なり
ブログ本体以上にコメントにもその人がにじみ出ている。
だから送った側は「親愛の情」として気楽に書いたつもりでも
受け取った人がどう感じるのかを考慮して書かなければならないと思う。
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