Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

見るだけでやせるコア締めダイエット 久嬢由起子

見るだけでやせる コア締めダイエット
見るだけでやせる コア締めダイエット
西東社
Digital Ebook Purchas

これ、本当にわかりやすくてよかった!
もちろん「物理的に本当に見るだけ」で痩せるわけないですよ。(当然)
見るだけ、というのは「体の内臓、骨格が本来の位置にある場所はここだ!という
情報を見て知って理解したかどうか、ということ。
「正しい位置」を知らなかったら自分のカラダを今後どうすればいいのか不明な状態でいるのは時間の無駄だから。


この本の裏表紙には素敵なヒップ写真と共に


お尻の穴を内側に引き込む感覚

とあります。
私の場合50年近く「でっちり」だった為先生にいつも怒られる「お尻の力が抜けた!!」
状態が定着してしまい中々この「お尻の穴を締める感覚」が理解できませんでした。
習い始めて5年経ってやっと「普通の人の体形」に近づいた今だからこそこの感覚が
わかってきたのです。
本書にこの感覚を理解する方法として


お尻の穴にペンを挟んでいかに落とさずにいるか
またどういった体勢だとペンが抜け落ちるかを理解せよ


とありました。寝る前に読んで翌朝実行しようにもさすがに夫の前で
お尻にペンを挟む…ってどれだけ羞恥プレイよ…と思ったので頭の中で
「もしここで挟んでいたら…」と思いながら行動すると朝の仕度って
いかにお尻の力が抜ける体勢の多い事か…
しゃがむ、中腰…この動作の多い事、多い事!!!!!!!
「挟んでいたらすっぽんすっぽん抜けているなあ…」の連続!


例えば今、机の前で椅子に座っているとして小物が床に落ちたとします。
大体の人はお尻は椅子に置いたまま、必死になって腕だけ伸ばして取ろうとします。
お尻や骨盤が横側にずれている状態になっていると思うのでもしペンを挟んでいたら
抜けてますよね?
これを抜けない行動をとるとしたらまず、椅子を後ろに引きます。
ペンが落ちない様におなかにぎゅっと力を入れたまま立ち上がります。
そしておなかの力を抜かないままさっとしゃがみます。
落ちたものを手に取り、またさっと立ち上がります。
拾ったものを机に置き、力を抜かずに椅子の前に立ち、これまたペンが落ちない様に
さっと座ります。椅子を元に戻します…


疲れましたね~~~~~~~~~~~~~~~~笑
そんな時間のかかる事いちいちしていられない!
これが一番の感想だと思うのですが、こういった日常の何気ない動作を意識してすることにより「痩せる・締まる」のであれば儲けもの。
スポーツクラブにお金と時間をとられずに済むのですよ?!


また、腕だけ伸ばして落ちたものを拾う女性と丁寧なしぐさで拾う女性、どちらが好感度高いと思います?
まあ、一つ間違えると「愚図・鈍重な女」イメージになるか「丁寧・上品」になるかは
背中が曲がっているとかその他もろもろの要素が加わるのですけどね。


因みにこれを布団の中で読みつつもぐっとおなかを締めていたら翌朝、めっちゃウエスト細くなりました!!!!!!!!!!!!!!!!!