Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

モモコとうさぎ 大島真寿美

モモコとうさぎ
モモコとうさぎ
KADOKAWA

タイトルとジャケ借りした結果、失敗した一冊。
作者は児童文学出身なのか?と言いたくなる位、存在感の無い自分の意思も無い
ふにゃふにゃと空気中をさまよっているかのような22歳大学卒業寸前なのに
就活失敗して家出をしたという「…」な女が主人公。
ふわり、ふわり、まるでクラゲが水中を漂っているかのような幻想的な雰囲気…
これが小中学生なら「自分探し」とかまだ自我が不安定であれこれブツブツ悩むのは
致し方ない…とあきらめもつくもののあまりにも自分の生き方に無責任というか
本当に何も考えずに流されてきたんだなあ…感が半端なく読んでいてイライラする
ので数ページでギブいたしました…
けれど今回の法事で4人の姪っ子たちを見ていると同じような年ごろの子たちは共感するというより「あ、これまさに私…」と思うのだろうなあ…=評価が高いのはそのせい