本音発言 江原啓之
- 江原啓之 本音発言
- 著者:江原 啓之
- 出版社:講談社
- カテゴリー:本
巷に転がっている「スピ本」の同様内容から「もしかして宗教?」と思わなくもない部分もあり、
「スピと言えばこの人!」の代表である江原氏の本を読むのは当然の流れかと。
ぶっちゃけわかる人にはわかる現象だろうけど、
本を探している時に「本が私を呼ぶ」状態で手にした。
内容は江原氏と40代後半の男性記者との対談形式。
長らく週刊誌などをしてきた「俗世の垢」がどっぷりしみついているせいか
質問内容のレベルの低い事と言ったら…
よくまあこんな低俗&低レベルの人間相手(とはいうものの、世の男どもはこんなのが
普通なんだろうなあ…と言うことで「代表」にはピッタリな人選)
に懇切丁寧本当に真面目に質問に答えている。
先日、市長を辞められた某ハシモトさんだと「君、対談に当たって、僕の本は全て読んだのかね?
その上でこのような馬鹿げた質問を繰り返すのかね?全く話にならない。」と言いそうな位。
割と初めの部分でふとこんな言葉が頭に浮かんだ。
「わたしは ある もの」
その意味がふと理解できた。なるほど、そういう意味だったのか、と。
この「わたしは ある もの」なんて言葉は一切出てこない。
けれどその時、「ああ、そうか」と。
ここでちっとも「え~~何?私はあるものって、どういう意味~~??
教えて~~」と言う人は絶対に江原氏の言葉は理解できないだろうな、と。
今の世は便利で検索したらこの言葉の意味の出典はわかる時代。
そこからさらに自分の経験を照らし合わせたらわかることではあるのだが。
与えられることを当然と受け止めて自分の力で得ようとしない人間が多い中で、
江原氏の発する言葉が多くの人に理解されたらいいのにな、と思う。
この世はすべて学びの場である。
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