Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

うちの執事が言うことには 高里椎奈


うちの執事が言うことには (角川文庫)
うちの執事が言うことには (角川文庫)
著者:高里 椎奈
出版社:KADOKAWA/角川書店
発売日:2014-03-25
カテゴリー:本

メガネ男子のおぼちゃま18歳と超coolな執事22歳。
まあ、美味しいとこをよりあわせたような設定。
正直一体分野的には何?と悩むぐらいなんというか…
裏表紙に「上流階級ミステリー」とあるので、そういわれたらそうなるのかなあ…
と思うぐらいどっちでもいい内容。笑
マンガの原作としてなら我慢できるが、
これを一般書として扱うのは相当抵抗がある。
まあ、売れたらいいという今時の出版業界の思惑が丸見え的な一冊。


あと、イギリスに留学していて18歳ですでに大学院の博士課程を修了、
研究室に席を置いていたという人物が「どの国の言語かわからない」というのは
どうよ?と。
母国語、日本語、英語が堪能であることが採用の条件だとしたら、
たとえ母国語の「訛り」があるにしてもお互いが喋る時には
「標準母国語」を喋るはず。
それを英国で過ごしてきた人間が聞き取れないはずがない。
例えば東北出身者と沖縄出身者が同じ職場で喋るとして
同じ「日本人」とはいえ通じない。
となると、ここはTvの恩恵「標準語としての日本語」で会話するはず。
となると相当「聞き取りやすい」言語になっているはず。
と言うわけで「英語ではない言語」なんていう「耳の悪い」発言は
どうかと思うんですよね~
それ、日本語しか耳にしたことのないせま~~い範囲で生活してきた人が
考えそうなことだけど。
大体「おぼちゃま」が日本語と英語「しか」できないってのもなあ…
と、いやらしく突っ込んでみる。



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