Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

知らずにいれば シェヴィー・スティーヴンス

知らずにいれば (ハヤカワ・ミステリ文庫)
知らずにいれば (ハヤカワ・ミステリ文庫)
早川書房

いつものようにヒストリカルロマンスだと思って借りたのに、
なんか変だな?と思っていたら早川ミステリだった…滝汗


結婚を機に、養女だった為実の親が知りたい…と何気に探し出したら
母親はレイプ殺人の唯一の生き残った被害者。
当然、父親はレイプ殺人犯と言うまさに「知らずにいれば…」な
生い立ち。
知ると同時に「お前の父親だ」と名乗る(本当に父親だったりする…)
奴と始終電話をする羽目になり、婚約者ともぎくしゃくするわ
養父母や義姉妹ともイマイチ。
と、四面楚歌な展開。
更に警察にもなぜか嫌われているというか、冷たい態度を取られる
ヒロイン。
実際、中々物語に感情移入と言うか集中できず読んでは止めを繰り返すほど、
イライラする。ヒロインの性格に特にイラつく。
中途放棄しそうなところを踏みとどまったけど、ラストもイマイチ。