ビューティ・キャンプ 林真理子
- ビューティーキャンプ
- 幻冬舎
- 2016-02-25
- 本
林真理子にしては「毒」が無く、イマイチな作品。
これを読む前に多分エルザのモデルになったであろう
- 世界一の美女の創りかた
- マガジンハウス
- 本
- 世界一の美女になるダイエット
- 幻冬舎
- 本
- “世界一美しい”A型美女になる方法
- 主婦と生活社
- 本
↑
これらを読んでいたら、大体どんな感じでビューティキャンプで精神的に肉体的に
絞られているのか想像つくし。
本書の感想で言えばだれがグランプリを取るかは
冒頭の「ドレスの色」がだれに似合うのかを考えたらオチはすぐにわかるはず。
そういった意味でも、こんな淡々とした第三者から見た「記録」よりも
人間性を重視したドロンドロンの駆け引きの話の方が面白かったかも。
ただ、イネスに関する本が林真理子のこの『ビューティキャンプ』と同じ
出版社から発売されていることに気が付き、なんか宣伝として発表された
本なのかな?と。
それにしても読み終わった後に、しげしげと表紙の写真=ミスユニバースを見ると
明らかに「ひいき」されている人と、いつまでたっても二番手三番手の地位しか
手に入れられない人とがはっきり見て取れる。
顔しか写してもらえないなんて…
向かって右側の人たちが体を半身にしたら後ろの二人が入るスペースぐらい
あるでしょうに…
いや~ね~ 内容よりもこの写真そのものがえげつない。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。