Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ゲスな女が、愛される。 心屋仁之助

ゲスな女が、愛される。-あっという間に思い通りの恋愛ができる!
ゲスな女が、愛される。-あっという間に思い通りの恋愛ができる!
廣済堂出版
2015-08-13

題名が今風でインパクトがありますが、内容は無いです。
無くは無いけど、実践するとかなり痛い目に遭うのは必至なので
自己責任を持って実行すること。
多分、実行しても誰も責任を取ってくれませんが。
まあ、自己の殻を破る!という挑戦をすることによって
違う自分が見えてくる可能性もありますが、狙ってなれるものでもないので。


因みに著者が何を言っているのかと言えば、「足し算の女ではなく、引き算の女になれ」と。
因みに「引き算の女」とは「な~~んにもしない女」の事を指します。
「足し算女」はあれもこれも気を使って男の為に、他人の目を気にしながら
自分の気持ちとは別に「尽くす女が持てる」と勘違いして頑張りすぎる女、
みたいな定義。
たしかに!と思う反面自分の姑が究極の「引き算女=何もしない極みの女」
なので「それ、人としてどうよ?」と反感しか持たない人物像として私の中では
いい意味を持たないので余計に「下手に女王様気質」になるのは本当に
リスクが大きいと断言できます。
それでも著者はそう言った「ためらい」を「それはあんたが庶民だから」と
バッサリ切ってくれましたが。
自分以外の人間は全て「家来、女中、召使」と心の底から真剣に思っている人が
「引き算女」であるということですが、最終的には
人にいっぱい迷惑をかけているから、もう感謝しかないの』と言う
感謝」があってこそ成り立つんですけどね。
確かに姑の言動のどこに「感謝があるわけ?ああ腹立つ!」と言う気持ちしか
ありません。
感謝があってこそ人に迷惑をかけても許されるということをくれぐれもお忘れなく。