女性のための護身術 伊藤祐靖
なぜか図書館の棚から私を呼ぶように感じられた一冊。
と言うことで借りたけど、基本自分が危険な目に遭った時に
いわゆる「とっさの時」にここに書かれていることを実践するのは
まず無理だと思う。
大体、普段から練習していない技がとっさに出るわけがない。
「え~~っとどうだったけ…」と思い出している暇があるわけないし
そんな時間があったらさっさと逃げましょう!ということになる。
てなわけで、ここに書かれている「撃退法」は目を通すだけにして
それ以前にp10
被害に遭わない為に、まず加害者の視点に立って考えてみる
これが一番有効だと思う。
後に書かれている護身術云々はとりあえず掲載しているけど、ま、実際役に立たないだろう…ぐらいは思いながら書いているでしょうねえ…
p11以下抜粋
「加害者は「サーチング」「ターゲッテイング」「アタック」の順番で行動する。」
なので
護身術の第一歩は、敵のサーティングに引っかからないこと
引っかからないためには
「狙われるのは、一番弱い人。
強さ、弱さは、目つき、姿勢、立ち振る舞いで判断される」
とのこと。
「フィジカルやメンタルの強さ、弱さはその人の
「姿勢」に表れる」。
正しい立ち姿、物腰は理にかなっているため、機能性に優れている。
その為、最大限の身体能力とパワーを引き出すことが可能になる。
猫背や内またでふにゃふにゃ歩いたり立ったりしている若い子が多いけど、
そんな子は狙ってくださいと言っているようなもので、びしいいっと背筋を伸ばして
凛とした雰囲気を醸し出している子はなかなか狙われにくいということですね。
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