Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

愛は劇場のかたすみで ジェイド・リー

愛は劇場のかたすみで (ライムブックス)
愛は劇場のかたすみで (ライムブックス)
原書房

久しぶりにこの手の本を読んだのに、全然面白くなかった。
超大外れ!!!!
ストーリーを今風にアレンジして説明すれば
風俗の店を経営者として切り盛りしているヒロイン。(体は売らない)
求婚してくれたのはおつむの足りない貧乏貴族。
今風に言えば古くからの医者の家系ではあるが、本人に医者の資格は無い。
金はそこそこあるが身分の低い女と身分はあってもおつむも金も無い男。
身分違いと頭では思いつつも「安定した結婚生活」にあこがれて
女は(なぜか)求婚を受け入れる。
まあ、もっと嫌味に言えば中卒女が医者や弁護士と言った「セレブ」限定の
商業お見合いに行って少しでもいい男をゲットして安定した生活を求める!!
みたいな?今の日本でもありそうだよなあ…
希望に満ち溢れて未来を夢見るのだが現実は貴族社会にきれいに無視されて精神的嫌がらせもいぱ~い状態。
とまあ、少し考えたら「結婚は無理」な状況なのに諦めきれずにグズグズ。
で、ヒーローは別にいるんだけど、全然魅力が無くて…
と言うより話全体に魅力が無さ過ぎて(共感できなさ過ぎて)
あ~つまんね~早く読み終わりたい!!って感じだった。
エピローグは意味不明。蛇足過ぎてクソ!
読後感は悪いしイライラしたかったらどうぞ!な一冊。