Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

「本が売れない」というけれど 永江朗

(046)「本が売れない」というけれど (ポプラ新書)
(046)「本が売れない」というけれど (ポプラ新書)
ポプラ社

「新書」と言う形態をとっている本を読むと大体こういう結果になるのだが…
読んで行って「××と言う理由が…」と色々な仮説(?)を立てて章が進むのだが、
結局「?」というか「××の理由で売れないのである!」と言う明確な「結論」が出ないままにフェードアウト…
「新書」って書いた人の思いつき、自説の押し売りであって、明白な理由、
資料があっていわば「論文」のような「結論」が無くても成立するのだな、と。
ではなぜ売れないというのは私の持論を言わせてもらうと
「内容が無い」「コピペの氾濫」「買う価値のないものをあるように偽造する作戦」
など、読んだが「ああ、つまらなかった」ものばかり、駄作ばかりを読まされる確率が
圧倒的な最近の出版傾向にうんざりして図書館や古本屋に走ってしまうのだと思うのだが。
本文中に一度も「内容が詰まらない作品が増えた」とは言及していなかった。
自分の首を絞めるからだろうか?