昭和の神戸
- 昭和の神戸 昭和10~50年代
- 光村推古書院
- 本
震災で古き良き神戸の面影が無くなりました。
それ以前の10~50年代(主に30年代)の神戸の風景。
52年頃はもう私も電車に乗ってこの風景を見ていたので
ただただ「懐かしい」そしてあの頃に、あの風景を
もう一度見たい!!と思わずにはいられない。
どこかのんびりしてどこかハイカラで。
このハイカラと言う言葉が似合うのも神戸ならでは。
女性が写っている写真が数枚ありますが、今の若い子と違って
皆「姿勢がいい!!」。
スカートにハイヒール(パンプス)、ウオーキングを習っていない
人たちなのにすっきりとした姿は本当に美しい。
モデルでもなんでもない本当に普通の女性がこれほどまで美しい
姿で歩いていたあの頃。
美人はいなくても皆初々しく清潔でにこやか。
かわいらしい清楚な神戸のお嬢さんらしさがいっぱい!!
今はただどこにでもある街のビル街に変貌して個性も全くなくなった
痛々しい神戸はもう自分の知っている神戸ではない。
「風見鶏」がブームにならなければ。
「震災」が無ければ。
神戸はこれほどまで悲しい&哀しい街にならずに済んだのだろうか?
p129の2ページ渡るいわゆる「神戸の風景」に
山一証券の富士山があり、雪印のマークがあり、そごうが写っている…
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